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社長メッセージ

MESSAGE
  • 代表取締役社長 上野 憲二
  •  株主、投資家の皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

     当社は、1985年にパソコン、電子機器、電気装置などのソフトウェアを中心としたシステム開発を主たる事業として設立されました。創業後は、主に製造業を対象としたソフトウェア・ハードウェアの受託開発を行うシステムソリューション事業、製造現場や物流倉庫の高品質化、効率化を支援するソフトウェアの販売、導入サポートを行うエンジニアリングソリューション事業、また、位置情報を活用し社会や家族に安心・安全をご提供するGPS事業の3分野を中心に事業を行ってまいりました。

     2020年3月の東京証券取引所JASDAQ市場(現 スタンダード市場)への上場後は、M&AによりERP導入支援を行う株式会社バート、PLMソフトウェアの導入コンサルティング・運用支援を行う株式会社TOPWELL、システム受託開発を行うログイン株式会社の3社を新たにグループに迎え、この度、これまでの事業をさらに進化、発展させるべく、2023年5月に中期経営計画を策定し、公表いたしました。

     現在の日本の製造業は、多くの課題に直面しております。今般公表した中期経営計画では、「ソリューションパートナーとしての真価の発揮」を全体方針とし、3つの事業成長戦略と2つの経営基盤戦略を基本戦略として定めております。システムソリューション事業、エンジニアリングソリューション事業そしてGPS事業のそれぞれについて、「事業領域のシフトおよび拡大」「ものづくり領域でのソリューション強化」「プラットフォーム上へのサービスの拡充」を事業成長戦略の取組方針として定めるとともに、経営基盤戦略として「事業戦略遂行の核となる人材の拡充・高度化」「ビジョン実現に向けた機動的・積極的なM&A・アライアンスの実施」を定めております。

     これらの基本戦略を着実に実行し、日本のものづくりの復活、脱炭素の実現、および安心・安全な暮らしの実現を支援することが社会的課題の解決に繋がり、その結果、中期経営計画の目標である2025年度(2026年3月期)の売上118億円の達成へと繋がるものと考えております。


     株主、投資家の皆様におかれましては、今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。