東日本大震災から満10年を迎えて~代表取締役社長 上野憲二からご挨拶~

News Release

2021年3月11日

東日本大震災から満10年を迎えて
~代表取締役社長 上野憲二からご挨拶~

東日本大震災から10年が経過いたしました。震災で亡くなられた多くの皆様に、改めて哀悼の意を捧げると共に、被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

また、現在も復興に懸命に取り組まれている住民の皆様および関係者の皆様に、心より敬意を表します。

当社では、経営理念にある「安心・安全な社会づくり」に寄与し、一人でも多くの方の防災・減災につなげたいとの思いで、家族の安心を支えるスマートフォンアプリ「ココダヨ」を開発し、2015年にBasic版、2016年より通常版の提供を開始しました。

「ココダヨ」は自社特許技術により、緊急地震速報など災害発生時の警報発令に連動して、回線が輻輳(ふくそう)する前に、家族や大切な人の位置情報を自動通知します。いちはやくお互いの安否情報を共有することができ、通常時には見守りアプリとしてもご利用になれます。

ココダヨ

リリース以来、継続的なユーザビリティの向上に取り組んできた結果、現在では累計ダウンロード数が50万件(2020年12月現在)を超え、利用継続率も98%以上と、ユーザー様から高い評価をいただいています。NTTドコモ様の運営される月額制のコンテンツサービス「スゴ得コンテンツ」では、アプリランキングの上位を維持し、2018年には、総務省が実施する「異能(Inno)vationプログラム ジェネレーションアワード部門」の分野賞を受賞いたしました。

まさかの災害時の「備え」を強化するため、月に1度、大地震が発生したと想定するシミュレーション(全体訓練)も実施し、ユーザー様に操作に慣れていただく取り組みも継続しています。

昨今の社会状況を鑑みると、大災害への備えはもちろん、コロナ禍への対応、独居高齢者の遠隔での見守りなど、位置情報をキーとするココダヨの果たせる役割はますます大きくなっており、法人・自治体向けの需要も高まっています。

今後も大切な人との“つながり”を強め、安心や希望を支えるツールとして、一人でも多くの方の備えとしていただけるよう、「ココダヨ」サービスの向上に取り組んでまいります。

代表取締役社長
上野 憲二

ココダヨ公式ホームページ

【ココダヨ】安否確認と見守りに、位置情報共有・防災速報アプリ
ココダヨは、災害時に自動で家族の居場所を通知したり安否確認のサポートをするアプリです。